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当協議会は、首都圏・関東を中心とした地域の畜産生産者と食肉流通事業者を会員として、
国内産の優良な食肉等を、今後期待される海外市場に向けて輸出推進し、
日本産食肉ブランドの認知度向上と、ブランドの確立を目的に設立しました。
また、政府も推進する日本ブランドの輸出推進の取り組みの一環として、
日本ブランドの和牛、銘柄豚肉等を海外に積極的に輸出することが、
将来、国内生産者の生産意欲や、経営に対する意識の改革、生産地の活性化や担い手の育成確保などに
もつながっていくことだろうと考えます。
国内消費は、食肉消費の減退から、業界全体に閉塞感が漂っていますが、視線を国外に移せば、
著しい経済発展を遂げている中国、東アジア諸国を筆頭に、日本食材への関心が高まっています。
ところが、一方で、口蹄疫や原発事故などから、輸出が停滞したこともあり、外国産のWAGYUが、
海外市場において、かなり浸透してきているのもまた事実であります。
こうした危機感から本協議会を設立して、会員の知恵と経験を活かし、
相互のネットワークを駆使しながら、海外のユーザーに直接販売するようなしくみづくりと、
日本産ブランドの価値を高めていくような活動が必要だと考えます。
そのためには、私たちはもっと、海外市場や末端のニーズを把握して、
その要求にこたえられるような体制作りと、品質の安定と選別も必要だと考えます。
現在、会員は、関東を中心とする有志で構成していますが、今後は産地に縛られず、
輸出に熱心な生産者にも会に加わっていただき、本協議会から、
いくつかの海外ブランドを立ち上げ、海外でも多くの人に、日本産食肉を食べてもらい、
日本産ブランドの真価が認められるように・・・・。
その一助になれることを誓い、挨拶の言葉とさせていただきます。
首都圏ミートパッカー輸出推進協議会
代表理事 阿部 昌史
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